車は日産キャラバン。
年式的に錆が出ても不思議はないのですが、今回問題になったのはパワステフルードの配管。
このパイプが錆びて小さい穴が開き、そこから徐々にパワステフルードが抜けていって最終的にはパワステが利かなくなっていました。
取り外した配管。
ここまで錆びるとどこから漏れてもおかしくありません。
右側のホイールハウス内には本来この様なプレートがついていたのですが、これが割れたか外れたかしたために内部に水が入り錆の進行を早めたと思われます。
同じくエアコンのコンデンサーもかなり錆びて変形し、電動ファンの羽も外れていました。
今回のケースのようにフェンダーライナーが外れていたり機能していなかったりすると、想像以上にいろんなパーツへのダメージが出ます。
最近の車は単純に泥や水の侵入を防ぐためだけでなく走行中の空気の流れまで考えて作られているものも多いので、車高を下げて走っている車などで気軽に外してしまっている人はちょっと考えた方がいいかもしれません。
またパワステフルードの漏れは気づいたら早く修理しないとパワステポンプにまでダメージが出て修理代が非常に高くなりますよ。
こちらも注意してくださいね。