なかなか手ごたえのある作業だったのと画像がたくさんあるので数回に分けてご紹介を。

車両は最終型のインジェクション仕様、DOHCエンジンのものです。

まず本日はコンプレッサー編をお送りします。
コンプレッサーが故障しており、内部でロックしていてプーリーが全く回りません。
エアコンスイッチをONにするとヒューズが切れてしまいます。

こうなってしまうと普通はコンプレッサー本体をまるまる交換することになるのですが、なにせ車が古いため部品がありません。
そこで電装屋さんに相談してサイズと形状が近くなるように入手可能な他車部品を組み合わせてコンプレッサーを製作してもらいました。

プーリー部のサイズは全く同じですが、本体は少し小型になりました。
何かのトラック用?をベースにしたとの話です。
エアコンガスはもちろん134aを使用できるようにしてあります。
コンプレッサーはインマニ下側のかなり窮屈な場所についていました。

これが純正コンプレッサーをシリンダーブロックに固定していたブラケット。

新コンプレッサーを合わせてみると一ヶ所だけボルト穴が合っていました。
残りの三ヶ所はアダプターを作らないと固定できません。

ということで15mmのアルミ板をベースにアダプターを製作。
こんな感じでバッチリ固定できました。

明日は大事な洗浄編です。