今回は新作フロントスポイラーのテストです。
今までのフロントスポイラーはこんな感じの一枚板タイプ。
この車が出来てからずっと使用してきたものです。
何度か小変更を重ねながら使ってきたのですが、ずっとフロントのダウンフォースが不足気味で、いずれちゃんとしたものを製作していたいと思っていたのです。
今回は骨組みを作って上下にパネルを貼り合せたモノコック構造。
かなりしっかりした作りにしました。
サイズも今よりワンサイズ大きくして強力なダウンフォースの発生を狙っています。
で、実際走ってみたところ、これがすごい効果でした。
リヤ回りのエアロは一切変更せずに行ったのですが、ほとんど全てのコーナーでオーバーステアになってしまいました。
中〜高速コーナーでの効果が出ればと思っていたのですが低速のヘアピンでも十分にダウンフォースを発生しています。
あまりにバランスが変わったので慌ててピットインし、リヤウィングのサブフラップを立ててみたのですが、まだオーバーステアが治まらず、走行時間が短いのでやむなくそのまま走行。
しかしタイムがいきなり1秒台に入りビックリしました。
今までは中古タイヤではせいぜい2秒台がやっとだったので、こんな走りづらい状況では3秒台でもおかしくなかったのですが。
ここで一回目の走行は終了。
二回目の走行に合わせてリヤのメインフラップも最大角度にセット。
これが利いてくれれば0秒台か?!と楽しみだったのですが、一つ前の走行枠でオイルが出てしまい、この日はこれ以上のタイムアップはありませんでした。残念。
しかし今回はかなりの手ごたえをつかむことが出来たので大収穫です。
心配していたドラッグ(空気抵抗)も帰ってきてデータを確認したところバックストレートの最高速度が今までと変わっていなかったので大丈夫そうです。
次回はリヤのダウンフォースをアップしてテストしたいです。
とりあえず、目指せ!59秒台!
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