2015年03月07日

PS13シルビア LSD交換 続き

日産・PS13シルビアのLSD交換作業の続きです。

ボルト穴の角を面取りし、リングギアの取付面をオイルストーンで軽く研いでいる時に気づいたことが。
デフケースの合わせ固定に使用されている皿形キャップスクリューの上面がリングギアの合わせ面より少し上に出ています!
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部品寸法の個体差なのかもしれませんが、取り付ける前に気づいて良かった…。
ということで一緒に研いでツライチ(笑)にしました。
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リングギア側もオイルストーンできれいにしておきます。
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リングギアボルトの穴もネジロック剤の残りかすなどがついているのでタップを使って清掃します。
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もちろんボルト側もダイスできれいに。
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新しいネジロック剤を塗ってリングギアを取付します。
ここで使用しているのはロックタイト製の中強度タイプです。
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ボルトの本締めはしっかりトルク管理をし、締め忘れがないようにマーキングしながら行います。
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新しいデフをケースに組み込んだらアジャストシムで歯当たりを調整します。
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アジャストシムは0.05mm刻みで15種類くらいあります。
ダイヤルゲージを使用しながら、クリアランスが0.1〜0.15mmになるよう調整します。
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次は問題のサイドフランジ。
この取説にもあるように、本当は右と左で長さの違うサイドフランジが必要なのです。
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そこで中古のシルビア用サイドフランジを用意しました。
左の2個がシルビア用。
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ここで更なる問題が発覚。
よく見るとドライブシャフト側のフランジ形状が違います。
このままでは使用できません。

そこで最初についていたサイドフランジとシルビア用を合わせてニコイチにすることにしました。
まずフランジの断面が一番大きくなる外側でカット。
同じくもう一つのフランジも切り代を考えた寸法でカットし、表と裏から溶接で繋げます。
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最後にデフサイドのオイルシールを打ち替えて、サイドフランジを差し込んで完成です。
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いろいろありましたが無事に終わりました。
今回の作業で古い車は事前の確認がより重要だと再認識。
posted by SSWORKS at 16:17| WORKS