今回はキャンディレッドという特殊な塗装! 気合入れましたよ

まずは車体からバンパーやミラーなどの部品を外し、塗装面の足付けをします。
足付けとは専用スポンジと研磨剤で塗装面をまんべんなくザラザラにして塗料がしっかりと密着するようにする下処理です。
ガラスなど塗装しないところは丁寧にマスキングします。
まずは立付け(ドアを閉めると見えなくなる部分やライトを外したところ)などを先に塗装し、塗り終わったところをマスキングしてから外板を塗る、という順番です。
それぞれ下地のシルバー→キャンディレッド→クリアという工程があるので、時間と手間は外板だけの全塗装に比べると倍はかかってます。
下地のシルバーは仕上がりのキャンディレッドをよりキレイに発色させ、キラキラ感をアップさせるための大事な塗装です。
このシルバーがまた何ともいえない独特の質感があります。
小さいパーツももちろんベースのシルバー塗装→キャンディレッドの塗装です。
いよいよ外板を塗装します!
キャンディレッドはムラなく均一になるよう、数回にわたり吹き付けます。
ボディ全体とパーツとして塗装しているところに質感の差が出ないよう慎重に確認しながら塗っています。
最後にクリアを塗装すれば塗装作業は完了。
ツヤツヤですね。
最後にどうしても付いてしまう小さいゴミなどを耐水ペーパーで取り除き、ポリッシャーで磨き上げます。
さらにボンネットにもオーナーさんのこだわりが。
ブラックのベース色に赤、青、ゴールド、シルバー等々数色が混ざった「ミックス」というラメで仕上げました。
アップの写真がうまく撮れてなくてすみません

完成した車の全体はこんな感じです。
もちろん全塗装後には

