今日はブレーキを。
写真が明日の分と前後したりしますが気にせずに。
現状のブレーキはこんな感じで、かなりくたびれてパッドの当たりも悪くなっていました。
まずはブレーキフルードを抜き、キャリパーやローターを取り外します。
外したキャリパーをバラして見るとピストンが錆びて要交換状態。
リヤキャリパーはスライドピンも固着していました。
ピストンを外したシリンダー内側もひどい錆です。
これを徹底洗浄・清掃するとここまでキレイになります。
キャリパーのパッド裏金の当たり面も要注意!
錆がひどいとせっかくの新品パッドも斜め当たりで台無しになります。
キャリパーのニップルも緩める時にうっかりすると折れそうでしたがなんとか外して一安心。
もちろん新品に交換します。
新しいキャリパーピストンとシールキットを取ったら、何故かピストンが…ゴールドなのですが…。
いつからこうなったのでしょう…?
オーバーホール作業の終ったキャリパー。
錆止めの黒色塗装です。
ブレーキローターとパッドも新品を使用します。
ブレーキパッドはキャリパーに組付ける前にバックプレートの角を少し削るといいですよ。
プレス加工で打ち抜いた時のバリがあります。
パッドグリスはいつものようにワコーズ製です。
鳴き止めと同時に錆止めにもなります。
キャリパーニップルを取り付ける時にネジ部に塗っておくとエア抜きの際にブレーキフルードの液漏れが防げます。
塗装済キャリパーの場合は塗装を傷めずエア抜きもやりやすくなりますよ。
続きはまた明日です。