2013年02月26日

AE86 ハブベアリング交換

引き続きAE86の作業を。
ハブベアリングの交換です。
IMG_1721.JPG

フロントハブからブレーキローターを外します。
ハンマーで軽く叩いて簡単に外れてくれればいいのですが、錆がひどいと強く叩きすぎてハブのオイルシール側が変形する危険があるので注意が必要です。
そんな時にはプレスで抜くのが安心・確実ですね。
IMG_1725.JPG

外したベアリングのグリスはかなり汚れています。
ベアリング本体は一見普通なのですが、磨耗すると締付け調整の幅が少なくなります。
IMG_1727.JPG

ピンポンチを使い、インナーレースも反対側から打ち抜きます。
IMG_1728.JPG

ハブの中に残った古いグリスをキレイに洗浄します。
IMG_1729.JPG

ベアリングのグリスはちょっといいものを使用しています。
エンジンオイルでいえば100%化学合成タイプです。
めったに交換しない部分だからこそ気を遣いたいところです。
IMG_1735.JPG

IMG_1734.JPG

グリスはしっかり規定量入れましょう!
たまに全然入っていない車も見かけますが、グリスは言ってみれば「すごく粘度の高いオイル」です。
高速走行時には熱で液体になっています。
量が足りないとベアリングが焼きつくこともありますよ。

フロントハブの締め付け調整。
新品ベアリングにして100Km程度走ったら再調整すると確実ですね。
IMG_1752.JPG

ハブキャップにもしっかりとグリスを注入しておきます。
IMG_1753.JPG

キャップは専用工具で入れれば凸凹になりません。
IMG_1754.JPG

ハブやブレーキを交換し終わりました。
IMG_1755.JPG

IMG_1756.JPG

最後にメーターゲージの交換です。
ハチロクではよく故障するパーツですね。
新品部品がある今のうちが交換のチャンスです。
IMG_1690.JPG

交換はトランクルームの中からできます。
IMG_1689.JPG

故障原因はいろいろありますが、常に満タン近くで走っているといいらしいですよ。
でもそれだと故障しててもしてなくてもあまり関係ないですね。

posted by SSWORKS at 18:35| WORKS