この車のエンジンは後方排気タイプ。
EXマニは室内側に向かって付いています。
このため基本的に車の下側からの作業となります。
オーナーさん曰く「取付には多少の加工が必要」とのことだったので、取り外した純正品と取り付ける社外品をよく見比べておきます。
社外品を仮付けしてみると、このEXマニを支えるステーの位置が25mmほどずれています。
またジョイントパイプの角度が合っていませんでした。
ステーは一度切り離してから寸法を合わせて再溶接。
ジョイントパイプも同じく切ってから角度を合わせて再溶接しました。
最後にジョイントパイプとEXマニを繋ぐ部分ですが、せっかく球面フランジガスケットを使用し、振動を逃がす構造になっているのに付属のボルト・ナットで締付けては台無しです。
ここは純正のスプリング付ボルトを使用して本来の機能を生かしてやることにしました。
以上の加工で取付できましたが、これだけの加工が必要になるとプライベートでの交換はなかなか難しいと思います。
無理せずショップに頼んでくださいね。