取り付けるのは日本精機Defiの水温計、湯温計、油圧計。
やっぱり新潟県民としてはDefiですよ!
視認性を考えて黒文字盤の60φタイプにしました。
まずはそれぞれのセンサーを取付けます。
しかしここで気になるところを発見。
油温・油圧センサー取付けのために用意したサンドイッチブロックのセンターボルト穴サイズが小さいのです。
測ってみると10.5φ程度…。純正のボルト穴は14φありました。
このままではオイルの流量が適正に確保できるか不安なので、ブロックのボルト穴を拡大することにしました。
とりあえず13φのドリルで拡大していきます。
サンドイッチブロックは真鍮製で柔らかい材料だったので、肉厚を考えて13φで良しとしました。
細かいところですがオイルがキレイに流れるように開けなおした穴の角を落とし、ブロックのバリも面取りします。
次にセンサーの取付です。
センサーをねじ込んだ後は配線を画像のように折り返してタイラップで留めておきます。
配線付け根の断線防止になりますよ。
水温センサーも今回はアダプターを使用して取付。
取付位置を決めたらマーキングしてホースをカットします。
ホースを外してみるとエンジン側の取り出し口表面に錆が出て凸凹しています。
このまま新しいホースを差し込むと水漏れが発生するのでサンドペーパーで錆をよく落としてから取付します。
一通りセンサーの取付が終了したら、エンジンルームから室内への配線引き込み作業です。
柔らかい配線を狭い穴などに通す時は、長さ1mくらいの針金を使うと便利ですよ。
針金と配線の端っこをガムテープなどでつなぎ、まず針金を穴に通していきます。
そのまま室内側に届いた針金の先を引っぱればスルスルと配線が入ってきてくれます。
引き込んだ時に硬い感触だったらシリコンスプレーなどを少し塗布するといいですよ。
メーター本体はダッシュボード上の中心に並べました。
好みもあると思いますが、個人的にここが一番見やすくて好きです。
最後にコントローラーの電源接続について。
イグニッションON・12Vの配線がACCに繋がっているのをよく見かけますが、これだとキーがACCの位置で一回通電、さらにONの時に一度電源オフでエンジンスタート時に再通電し、メーターのオープニングが二回連続してちょっと目障りです。
取付説明書をよく見て正しく配線しましょう。
最近の車はメーター表示が簡素化されていますが、車好きなら走行中の車両の状態は気になるものです。
特にサーキット走行を楽しむ人はコンディションのチェックだけでなく様々なトラブルの早期発見にも役立ちます。
追加メーターはまだまだ取付けたいパーツの一つですね。